後立山末端(新潟) 高山(508m) 2017年10月21日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 8:26 駐車場−−8:27 廃林道起点−−8:43 尾根に乗る−−9:00 高山 9:03−−9:18 廃林道−−9:31 林道−−9:32 駐車場

場所新潟県糸魚川市(旧青海町)
年月日2017年10月21日 日帰り
天候
山行種類籔山
交通手段マイカー
駐車場グリーンパーク親不知(雨池周辺の公園)に駐車場あり
登山道の有無無し
籔の有無最初から最後まで藪漕ぎ。特に灌木藪が強烈
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
(GPX形式)
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コメント山頂直下を通る送電線の巡視路から山頂を往復する予定だったが送電線は存在せず巡視路も無かったために、雨池付近から延びる廃林道から往復。廃林道は完全に藪化、尾根上も灌木藪が多く、しかも濡れた藪で最初から上下のゴアを装着して藪漕ぎした。標高差を稼ぐために無駄に距離を長くするよりも林道から最短距離で登った方がよかったかもしれない




公園の駐車場に駐車 天池周辺の公園の案内図
公園から山頂までの距離 林道から見た高山
廃林道入口 廃林道は最初は草藪。濡れていてゴア着用
そのうちに灌木藪化 造成地らしき開けた場所に出る。ここは草藪
平坦で林道不明瞭。獣道が頼り ここははっきりした林道区間
廃林道終点 いきなり濃い灌木藪に突入
平坦で尾根不明瞭。進路注意 少し藪が薄まった。獣道が断続的にある
小さな沢を少しだけ辿り左(西)の尾根へ 尾根上に出る。まだ藪は薄い
徐々に灌木藪が強くなる 熊の糞。あってしかるべき場所だろう
山頂が近づくとかなり濃い灌木藪に突入 高山山頂。杉植林との境界
廃林道起点に戻る 廃林道の獣道。長靴でよかった
林道が近づき藪は終了 駐車場到着


・親不知の南側にあるのが高山。地形図では山頂北側直下に送電線が通っているので巡視路がアプローチに使えそうだ。外波川沿いの林道が使えれば楽だがゲートの有無、道の状況は不明で現場に行ってみるしかない。ただし衛星画像では舗装道路のように見え、ゲートさえ無ければマイカーで入れそうだ。

・親不知IC近くから外波集落を突っ切ってどんどん山奥に入っていく。ゲートは無く、それどころか何か公園の案内標識があるほどだったので、かなり奥までマイカーで入れるようで一安心。道幅は細いがずっと舗装が続く。

・地形図で送電線が頭上を通っているはずの箇所近くで上空を見上げたが送電線のかけらも見えなかった。また、巡視路入口が無いか注意深く観察しながら運転したが見つけることはできなかった。もうかなり前に送電線が撤去され巡視路の手入れがされなくなり、藪に戻ってしまったようだ。

・仕方がないので計画を変更し、雨池付近から高山南側に至る林道経由で登ることにした。しかし現場を通過すると完全に廃林道であった。でも道が無いよりマシかと考え、これを歩くことにした。

・雨池周辺は「グリーンパーク親不知」として整備されていて、林道の案内看板はこの公園のものだった。入口近くの広い駐車場に駐車して歩きだす。

・廃林道は最初は多少草っぽいだけで大きな障害は無かったが、すぐに濃い草藪が登場、しかも盛大に濡れているのでゴア上下を着用。ここも長靴で歩いてよかった。

・やがて廃林道上には根曲がり灌木が林立し、沢が流れ込むようになりとても歩きにくくなった。藪に埋もれたガードレールが壊れたアスファルトが無ければ廃林道とはわからない状況。

・灌木藪を抜けると樹林が伐採された緩斜面に出る。おそらく造成地跡と思われるが今は一面が草や低灌木に覆われる。林道も主に草藪に覆われてどこを走っているのかほとんど分からない区間もある。道を外れると藪の抵抗が強く、獣道を辿るのが正解。部分的には道がきれいに残った場所もあるが、そんな区間はかなり短い。

・太い尾根に達すると廃林道終点で、尾根に乗るといきなり濃い灌木藪で、踏跡や獣道は無かった。尾根直上よりも西側の方が若干藪が弱いようだ。そのうちに獣道が断続するようになり、尾根を外さないよう注意しつつも獣道を繋げて進んでいく。

・標高450m鞍部付近で小さな沢が登場し2重山稜的になる。地形図を見ると左右どちらの尾根を登っても山頂に至るので、尾根に挟まれた藪が薄い沢を歩く。しかしすぐに笹が被るようになり左手(西側)の尾根に上がる。

・尾根上は今までより藪が薄く比較的歩きやすい。しかし傾斜が立ち上がる標高470m以上は灌木藪が一気に濃くなり、濡れた藪を手でかき分けながらできるだけ薄い部分を選んで歩いた。途中、熊の糞を発見。この場所なら熊がいても不思議はないだろう。多少杉が交じるが基本的には自然林。しかし背の高いブナは少なく、地面付近の灌木が濃く歩きにくい。冬の積雪の影響か、こんな低い標高でこんな植生か。

・山頂付近でやっと濃い藪地帯を突破、杉植林帯に出ると藪はかなり薄くなるが踏跡は見られなかった。山頂は杉植林帯と自然林の境界で人工物は見当たらなかった。

・帰りは深い藪を避けたら往路より南側を通っていた。地形図を見るとこのまま南へ下れば往路と合流できたはずだが、濡れた藪の中では地形図を開く気にはならず、地図無しGPSの往路の軌跡を追って北へトラバース、再び強烈な灌木藪へ突入となった。これは失敗。

・その後は基本的に往路を戻るができるだけ獣道を追ったので往路より多少楽ができた。

 

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